記念と表彰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 08:05 UTC 版)
「エリザベス・ペラトロビッチ」の記事における「記念と表彰」の解説
アラスカ州議会は1988年2月6日、「エリザベス・ペラトロビチ記念日」として2月16日(1945年の差別禁止法の署名日)を制定。「勇気をもってたゆまず努力を続け、アラスカの差別を撤廃し平等な権利の実現に尽くした」 その貢献を称えた (アラスカ州法第44-12-065)。2018年、アメリカ女性史月間(英語版)の表彰者にエリザベス・ペラトロビチが選出される。 各賞 「エリザベス・ペラトロビチ賞」は、Alaska Native Sisterhood (アラスカ先住民女性同胞団) が名誉を称えて創設した。 施設などの名称 1992年、アラスカ州議会議事堂の下院会議室ギャラリーBを改称、ペラトロビチの名をつける。上下両院の合計4室にはそれぞれ名称があり、ペラトロビチ・ギャラリーは唯一、議員経験者以外にちなんで命名された。他の3室の名前の由来はいずれも議員で、下院がウォーレン・A・テイラー (Warren A. Taylor)。上院の2室はクリフ・グロー (Cliff Groh) とロバート・H・ジーグラー (Robert H. Ziegler)。 2003年、アンカレッジ市中心部にある公園がエリザベスとロイ・ペラトロビチ夫妻にちなんで命名される。旧アンカレッジ市庁舎を囲む芝生庭園からコンサート他を上演する小さな円形劇場まで含まれる。 2017年、エリザベス・ペラトロビチに敬意を表し、ケチカンにある南東アラスカ・ディスカバリーセンター (Southeast Alaska Discovery Center) の劇場施設を命名。さらにアラスカ先住民の公民権をめぐる闘争において果たした役割をテーマに、資料展示を行う。 映画 2009年、ペラトロビチの画期的な公民権運動がドキュメンタリー映画になり、アンカレッジで開催されたアラスカ先住民連盟大会で初上映 (10月22日)。「すべての人の権利:アラスカでジム・クロウ法を終わらせる」(Rights of All: Ending Jim Crow in Alaska) はPBSドキュメンタリーで2009年11月にテレビ放映を決定。ブルーベリープロダクションズ制作、ジェフリー・ロイド・シルバーマン脚本 (アンカレッジ在住)。 記念コイン 2019年10月5日、合衆国造幣局長官パトリック・ヘルナンデスが、2020年先住民記念1ドル貨幣(2020 Native American $1 Coin)の裏面に肖像を入れると記者発表を行う。
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