解職請求代表者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 06:03 UTC 版)
「愛知県知事リコール署名偽造事件」の記事における「解職請求代表者」の解説
2020年8月25日、愛知県選挙管理委員会はリコール運動の中心となる解職請求代表者37人の名簿を公表した。37人の中には公職者、元公職者、特定の政治団体関係者などが多数含まれている。 高須克弥 - 高須クリニック院長。リコール団体代表。 田中孝博 - 日本維新の会愛知5区支部長(当時)。2021年2月25日に同支部長を辞任。リコール団体事務局長(政治資金規正法上の役職名は「会計責任者」)。元愛知県議会議員(2期)。2021年5月19日、地方自治法違反容疑で逮捕。 山田豪 - 常滑市議会議員(当時)。リコール団体副事務局長。2019年の市議選に日本維新の会公認で立候補し初当選したが、問題の責任を取るとして2021年4月15日に辞職願を提出し、同年4月17日付で辞職。 伊藤直 - 常滑市議会議員。2019年の市議選に無所属で立候補し初当選。 原邦芳 - 元愛知県議会議員。1999年の県議選に民主党(当時)公認で名古屋市中川区から立候補し初当選。2003年の県議選で落選。 原田隆司 - 元豊田市議会議員。2015年の市議選で初当選。2期目の2019年、SNSにデマを投稿し、被害者に訴訟を起こされ、同年11月2日に辞職した。 渡辺美智代 - 政治団体「日本維新の会衆議院愛知県第5選挙区支部」の会計責任者。リコール団体の会計管理担当者。2021年5月19日、地方自治法違反容疑で逮捕。 鈴木美由紀 - 高須克弥の秘書。 その他、リフォーム会社(名古屋市中区)の元社長、機械製造会社(西尾市)の元社長、高須クリニックの関連会社の社長などが名を連ねた。そして2010年の名古屋市議会リコール運動の請求代表者10人のうち2人が、大村知事リコールにおいて請求代表者として加わった。 リコール団体は、あいちトリエンナーレを観覧したこともなければ当時抗議をしたことない者であっても、YouTubeなどのネット動画に触れることで目覚めた企業人を重用し、請求代表者として登録した(ただしこの人物は署名偽造発覚後、団体や高須らを相手取り、慰謝料など500万円の損害賠償を求める訴訟を起こした)。
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