偽造発覚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 02:55 UTC 版)
2005年11月17日 - 関係者と名乗る者からの電話の告発で、「A建築設計事務所」のA一級建築士(当時)が、構造計算書を偽造していたと国土交通省が公表した。この一級建築士は偽造に関して、ヒューザー・シノケン・木村建設から耐震強度を落とすように圧力を受けたと主張した。 11月19日 -「きっこの日記」で「建築界のゴールデントライアングル」と題して、耐震偽装問題を取り上げる。この記事はイーホームズを糾弾する主旨であり、後のきっこの主張とは全く異なる。 11月23日 - 「きっこの日記」が耐震偽装問題の黒幕としてコンサルタント会社の所長Uの名を挙げる(ただし、その後の証人喚問によってUの関与は否定された)。 11月24日 - 国土交通省にてA一級建築士に対する聴聞会が開かれ、動機として、木村建設、ヒューザー、シノケンの3社から建設コストを下げるよう圧力を受けたためだと説明し、完成・未完成の建築物合わせて21棟の計算書を偽造したことを認めた。また、イーホームズの審査の甘さを指摘した。 11月27日 - 「A建築設計事務所」に構造計算書を発注していた「森田設計事務所」の代表取締役社長が神奈川県鎌倉市で自殺しているのが、発見される。
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