西脇亨輔との係争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:49 UTC 版)
2019年4月、週刊ポストがテレビ朝日の元アナウンサー西脇亨輔と当時婚姻関係にあったテレビ朝日記者の村上祐子が、NHK記者と不倫していたと報道。この騒動を受け、テレビ朝日は村上が司会を務める「朝まで生テレビ!」の出演を当面見合わせることを発表したが、これについて三浦は自身のTwitterで「週刊ポストは村上さんの相手が破綻事由でないことも、離婚訴訟中であることも知ってて敢えて隠して不貞行為のように書いたでしょ」「そもそも何年も別居し離婚調停後、離婚訴訟係争中の人を不倫疑惑とする方が間違い。新しいパートナーと再スタートを切り子供を作ることさえ、離婚しにくい日本では難しい。これは本来多くの人が抱える問題のはずなのに。村上祐子さんを朝まで生テレビから下ろすべきではない」と、週刊ポストとテレビ朝日を批判した。 また、同月27日未明の「朝生」本番中にも、三浦は「村上さんの週刊誌報道が出たということで、(番組が)事なかれ主義をとるのは構わないが、次、復帰させますよね?不法行為でもなんでもないけど、1回失敗した人に再チャレンジの機会は与えるんですよね?」と田原総一朗に詰め寄り、「僕は局の上層部に“とにかくなるべく早く復帰させるように”と言っています」と田原が応じる場面があった。 ところが元夫の西脇が、三浦のツイートはプライバシーを侵害し名誉を毀損するものであるとして、300万円の慰謝料と謝罪広告を求めて提訴。東京地方裁判所は、名誉棄損と謝罪広告の掲載はこれを認めないとし西脇の訴えを棄却した。また、三浦のツイートには西脇のプライバシーを侵害する意図はなく、事実を公表するに至った目的に一定の正当性が認められるとした。しかし、西脇のプライバシーへの一定の配慮は可能だったとし、また元アナウンサーではあるものの現在は法務部に所属することから離婚訴訟中という事実の公表を甘受すべきではないとし、三浦に30万円の支払いを命じた。訴訟費用については12分の11を西脇負担、残りを三浦負担とした。この判決について三浦は「わたしの主張を大筋で認めていただいたことは確かですが、判決は真摯に受け止めます」とする一方、「表現の自由に対する介入はもっと抑制的であるべきだと思っています」として、控訴することを明かした。
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