製品名としての Tarantellaとは? わかりやすく解説

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製品名としての Tarantella

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/07/09 01:12 UTC 版)

タランテラ (企業)」の記事における「製品名としての Tarantella」の解説

1993年Santa Cruz Operationイギリスケンブリッジにあるソフトウェア企業 IXI Limited買収した同社は X.desktop という製品でよく知られていた。1994年にはリーズにある Visionware(XVision という製品が有名)を買収した1995年IXI と Visionware の開発チーム統合されSCOクライアント統合部門となったクライアント統合部門SCO中でも独立性の高い部門であったMicrosoft WindowsUNIX統合関連ソフトウェア特化し独自にウェブサイト運営しSCO競合する各種UNIXプラットフォームにも製品移植していた。同部門SCOの他の部分には軋轢生じていたと言われている。 1997年クライアント統合部門は Vision97 製品ファミリリリースした(後に Vision2K となった)。これには、XVision EclipsePC Xサーバ)、VisionFS(UNIXCIFS サーバ)、TermVision(Windows 向け端末エミュレータ)、SuperVisionWindows からのユーザー集中管理)、SQL-Retriever(ODBC準拠データベース接続ソフト)、TermLite(TermVisionの廉価版)が含まれる。VisionFS はケンブリッジ開発チーム一から開発し、その他はリーズ開発チーム既存の Visionware の新バージョンとして開発した。 Vision97 の開発並行してTarantella というコード名新製品開発プロジェクト1996年開始された。このプロジェクトの目標は "any application, any client, anywhere"(どんなアプリケーションでも、すべてのクライアントから、どこでも)であったJava対応のウェブブラウザ搭載した任意のクライアント機器から、(バックエンドサーバ上で実行される任意の種類アプリケーションへのアクセス提供するというものであるTarantella最初ウェブサイトは、簡単なアプリケーションデモと共に1996年12月公開された。コード名定着してしまったため、最終的な製品名そのまま採用された。Tarantella最初のリリース1997年11月であったその後リビジョンアップと共にサポートするアプリケーション種類Microsoft Windows アプリケーションなど)とクライアント種類Javaサポート依存しない Native Clients も追加)を拡大していき、スケーラビリティセキュリティ強化していった。 1999年Tarantella Enterprise II改称し機能限定版Tarantella ExpressLinux向けにリリースした。これは単なる改名であって、新バージョンリリースされわけではない2000年4月SCO組織改編し、全体3つの部門分けたサーバソフトウェア部門プロフェッショナルサービス部門Tarantella部門である。このときすでにウェブサイトは tarantella.sco.com から www.tarantella.com に移っており、Tarantella というブランド重要になってきていることがわかる。 2000年11月バージョン 3.0リリースされサーバコード大部分Java書き換えられた。製品名Tarantella Enterprise 3 となり、Linux主要なUNIX向けにリリースされた。その後 3.xリリース続きシトリックス・システムズなどの類似製品との競争力維持していった。

※この「製品名としての Tarantella」の解説は、「タランテラ (企業)」の解説の一部です。
「製品名としての Tarantella」を含む「タランテラ (企業)」の記事については、「タランテラ (企業)」の概要を参照ください。

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