製品史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/09 14:46 UTC 版)
最初の製品はSharpcast Photosという人々が友達とインターネット上で複数のデバイスを使って自分たちの写真を見るためのソフトウェアだった。この製品はSharpcastの大規模でより野心的なプロジェクトとなるSugarSyncに繋がっていった。 2006年12月、Sharpcastはオールテル(英語版)とオールテルがワイアレスキャリアとして扱っているWindows Mobile搭載スマートフォンにSharpcast Photosを「標準かつ独占的」な同期ツールとして採用する契約を結んだ。また、レキサー・メディアやコーレルとも顧客向けバックアップサービスで契約を結んだ。 Sharpcast Photosは2009年1月末でサービス終了となり、ユーザーはSugarSyncサービスに移行するか保存していた写真を回収するか選ぶことができた。 SugarSyncは2008年3月にユーザーの全てのファイル(ドキュメント、メディア、画像など)を複数のデバイス間で同期するソフトウェアとして立ちあげられた。エディターのN'Gai CroalはSugarSyncを「面白いソリューション」と称し、「自分のドキュメント、画像、マルチメディアファイルを企業のサーバーと自分が指定したデバイスで自動的に同期できる。」と評した。 2006年、TechCrunchのマイケル・アリントン(英語版)は企業の分野に関して「これぞ未来だ。問題はSharpcastのがそれの一部かどうかで、実行したらそうなるのだが。」と述べている。 SugarSyncはまたオンラインバックアップユーティリティも手がけており、ユーザーはSugarSyncウェブサイトにあるusername.sugarsync.comのように設定された割り当てサブドメインのページからデータにアクセスできる。 同期において統合されたインテリジェントな自動リフレッシュを採用することで競合他社との差別化を図っており、また他サービスと違って週一に同期したファイルをアップデートできるようにスケジューリングする必要も無い。その代わり、常にファイルの追加、削除、編集やリンクしているデバイスだけでなく自身のサーバーの変更の同期といった変化を常に監視している。
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