被疑者の逮捕と前科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 06:19 UTC 版)
「津山小3女児殺害事件」の記事における「被疑者の逮捕と前科」の解説
2018年5月29日、別の事件で服役している39歳の受刑者の男Xが殺害を認めた為、警察は30日に男を殺人の疑いで逮捕した。Xは、1998年前後から複数の少女らに対して暴行や傷害事件を起こしていた。 2000年には女児6人の腹部殴打、下腹部を触るなどの暴行や強制わいせつの罪で執行猶予付きの有罪判決を受けており、2009年には兵庫県姫路市・三木市、太子町で小学1年~高校3年(全て当時)の少女5人の腹部をすれ違いざまに殴ったり、ドライバーで突いたりした罪で神戸地方裁判所姫路支部によって懲役4年の判決を受けていた。出所した後の2015年5月に、姫路市の路上でナイフで面識のない帰宅途中の中学3年の女子の胸や腹を刺した殺人未遂容疑で兵庫県警察に逮捕された。2016年5月に神戸地裁姫路支部は懲役12年(求刑15年)の判決を下したが、大阪高裁で懲役10年の短縮した判決を受けて服役していた。Xは未成年の女児の腹部からの出血に異常な執着を持っていたことが判明している。Xはこの女児の首を絞めつけ、刃物で胸を複数回突き刺して殺害したことについて「偶然見かけて、かわいいと思った」と供述した。 更に読売新聞は「これまでにトータル100回以上繰り返した」とのXの供述と女児殺傷事件が岡山県から兵庫県に渡っていることから犯人の犯行の可能性を指摘した。
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