被疑者や犯罪者の追っかけ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 16:30 UTC 版)
「追っかけ」の記事における「被疑者や犯罪者の追っかけ」の解説
被疑者や犯罪者の追っかけをする者がいる。海外でもおり、テッド・バンディやリチャード・ラミレスなどにファンレターを送る者、中には結婚しているものもいる。 なお、テレビ局、新聞社、通信社などの報道機関、または週刊誌などが、警察、検察の捜査対象となっている目標人物の、逮捕、収監前の行き先を把握する目的で追尾する業務も「おっかけ」と呼んでいる。報道機関で「追っかけ」と言えば、「被疑者」を目標としたものを指す、一般的な業界用語である。 上祐史浩の追っかけ オウム真理教が複数の事件に関与したと疑われるようになった1995年頃、教団幹部の上祐史浩は連日ワイドショーなどに出演し続け、弁明を行っていた。その頃 若い女性の中で上祐のファンが発生した。彼女達は総じて「上祐ギャル」と呼ばれ、上祐ファンクラブなる集団もあったという。上祐は1995年10月に逮捕され、懲役3年の刑に服すがこの時獄中に手紙を送り熱烈なラブコールをする者もあったという。上祐の逮捕後上祐史浩後援会による写真集「菩薩」が関連施設で販売された。また、2003年に北朝鮮に亡命を図り豆満江へ飛び込んだ女性はかつて「上祐ギャル」で、それが高じて教団に入信したという報道が為された。かつておっかけであった者が入信する例もあったという。
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