被疑者の逮捕後の報道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 16:12 UTC 版)
「日野OL不倫放火殺人事件」の記事における「被疑者の逮捕後の報道」の解説
被疑者Aと、Aの元上司であるB、二人の出会いと放火殺人に至るまでの経緯が明らかになると、多くのメディアは、Aを騙したBへの非難と、「Bの妻は、Aが精神的に耐えられなくなって暴発するまで追い込んだ。よってBの妻には根本的な原因と責任があり、Aは被害者である」と評価するような、Aに対して同情的な報道を繰り返した。 また、「ガソリンを散布して放火し、子供2人を焼殺し、自宅や周辺家屋も延焼させたこと」に関してメディアはAを非難せず、「成人の男女がお互いの身上を認識して不倫関係になり、結果として家庭の平穏を侵害したこと」「BだけでなくAも避妊の努力をしなかったこと」「そもそも避妊を拒否したのはAである」「(Bに要求されたとしても)最終的にはAの判断で中絶したこと」「二度目の中絶はAが独断で決めたこと」など、メディアは責任を十分に問うことなく、Aに共感・同情した報道・評論を繰り返した。
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