被害者・犠牲者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/29 10:06 UTC 版)
「2017年ロンドンテロ事件」の記事における「被害者・犠牲者」の解説
国別に見た被害者数国籍死亡負傷 イギリス 7000400000000000000♠4*7001120000000000000♠12 アメリカ合衆国 7000100000000000000♠17000100000000000000♠1 オーストラリア 5000000000000000000♠07000100000000000000♠1 中国 5000000000000000000♠07000100000000000000♠1 フランス 5000000000000000000♠07000300000000000000♠3 ギリシャ 5000000000000000000♠07000200000000000000♠2 イタリア 5000000000000000000♠07000200000000000000♠2 アイルランド 5000000000000000000♠07000100000000000000♠1 ポーランド 5000000000000000000♠07000100000000000000♠1 ポルトガル 5000000000000000000♠07000100000000000000♠1 ルーマニア 7000100000000000000♠17000100000000000000♠1 韓国 5000000000000000000♠07000500000000000000♠5国籍不明 5000000000000000000♠07000800000000000000♠8総数6*~40*実行犯を含む事件では、実行犯も含め6人が死亡し、少なくとも40人が負傷して、うち数名は重傷・重態となっている。死亡した6人のうち4人はイギリス国籍であった(実行犯の男を含む)。犠牲となったイギリス人女性のエイシャ・フレイド(英: Aysha Frade)は、子どもを学校に迎えに行くため橋を歩いていたと考えられているが、ここに実行犯の車が突っ込んで殺害された。アメリカからの観光客だったカート・コクラン(英: Kurt Cochran)も、車にはねられて死亡したが、コクランは妻との結婚25周年を記念してイギリスを訪れていた。犯人に刺殺されたキース・パーマー巡査(48歳)は、国会警備 (Parliamentary and Diplomatic Protection) に当たる非武装の警官 (en) だった。パーマーはロンドン警視庁に勤続15年の警官であった。3月23日には、手当を受けていた75歳の男性が病院で死亡し4人目の犠牲者となったが、この男性は南ロンドン・ストレタム(英語版)のレズリー・ローズ(英: Leslie Rhodes)で、ウェストミンスター橋で暴走した車にはねられて死亡したことが分かった。 12人が重傷を負い、うち数人は脊損など中枢神経系の症状を含む "Catastrophic injury" (en) であると発表されている。また、ほかにも8人が、重傷まで行かないものの負傷して手当を受けていると報じられた。民間人の負傷者は、ウェストミンスター橋を渡ってすぐのランベスにある聖トーマス病院(英語版)、外傷センターを設置し重症患者も受け入れられるキングス・カレッジ病院(英語版)、セント・メアリー病院(英語版)、ロイヤル・ロンドン・ホスピタル(英語版)、チェルシー・アンド・ウェストミンスター病院(英語版)へ搬送された。事件ではルーマニア人2人が負傷し、ひとりはテムズ川に転落して重態となったが、この女性が自ら飛び込んだのか襲撃に伴って転落したのかは分かっていない。この女性は、事件から2週間以上が経過した4月6日に死亡した。また、フランス・ブルターニュから来ていた15歳から16歳の学生たちも負傷した。負傷者の中には、表彰式から戻る途中だった警察官3人、ランカシャー・エッジ・ヒル大学(英語版)の学生4人も含まれている。
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