血洗島・青春編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:17 UTC 版)
幕末の武蔵国・血洗島村。藍玉作りや養蚕を生業とする農家に生まれた渋沢栄一は、剛情っぱりだが、おしゃべりで利発な少年。 同じころ、水戸藩主・徳川斉昭は軍事訓練を行ったことで、幕府から隠居を命じられるが、英邁と評判の子息・七郎麻呂に御三卿の一橋家への養子の話が持ち上がる。弘化4年(1847年)、七郎麻呂は江戸城に入り徳川慶喜を名乗る。 成長した栄一は農家の仕事を務めながら、少年時代から想いを寄せていた千代と結婚する。また、栄一は千代の兄・尾高惇忠の道場で剣術を学び、開国、桜田門外の変と世の中がめまぐるしく変わる中、尊王攘夷思想にのめりこむ。栄一たちは横浜の外国人居留地に火をつけ、幕府を転覆する横浜焼き討ちを計画。だが、尾高長七郎の必死の説得で断念する。栄一といとこの渋沢喜作は、江戸で平岡円四郎に出会い、一橋家の家臣に誘われる。 文久2年(1862年)、慶喜は将軍後見職となり、翌年には宮中を守るため京に移る。栄一と喜作も世の中を変えたいという思いから、家を出て京へ向かう。
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