蟇田素藤の乱八犬具足とは? わかりやすく解説

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蟇田素藤の乱・八犬具足

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 23:36 UTC 版)

南総里見八犬伝」の記事における「蟇田素藤の乱・八犬具足」の解説

里見家従属していた上総館山城蟇田素藤は、盗賊の倅から幸運に恵まれて一城の主に成り上がった人物である。八百比丘尼妙椿幻術によって、浜路姫の姿を見たは、浜路姫恋慕して婚姻を願うも、義成断られる妙椿助力得たは、文明15年1483年1月里見家嫡男・義通を人質にとり、里見家反旗を翻した里見軍勢人質妖術悩まされ館山城攻めあぐねた2月富山訪れた老侯里見義実刺客襲われたが、このとき犬江親兵衛名乗る大童子現れ危難を救う。親兵衛の「神隠し」は伏姫神によるもので、犬江親兵衛伏姫神の庇護下に置かれ実年齢上の成長遂げていたのであったまた、荒芽山行方不明となった音音・世四郎夫婦らも富山導かれていた。親兵衛は速やかにの乱を鎮定するひとたび助命され追放された素であったが、妙椿とともに再乱の機をうかがう。3月妙椿幻術によって、親兵衛が浜路姫密通しているという疑い義成持たせることに成功した義成親兵衛を結城に向かわせ、また珠からも引き離してしまう(ただし、親兵衛の珠は自ら親兵衛の許に戻る)。親兵衛がいない里見家領国では、素妙椿上総館山城奪取した親兵衛は不忍池のほとりで、扇谷家奸臣たちの讒言遭った孝嗣が処刑されようとするところに遭遇する。孝嗣の危難救ったのは、河家に恩義を持つ政木狐であった。孝嗣は名を政木大全改め里見家仕えこととする義成幻術により親兵衛を疑ったことを覚る誤解解かれ親兵衛は上総館山に赴き、4月13日に素討った退治された妙椿現し本体は、玉梓の怨念宿ったであった一方結城では、悪僧徳用一部結城家重臣法要妨害図った。七士は協力して襲撃者戦い、素の再乱を鎮定し駆けつけ親兵衛も合流し、ここに八犬士集結する。文明15年1483年4月16日のことであった結城家介入して事態収拾される。士たちはともに安房に赴き、里見家仕えることとなった

※この「蟇田素藤の乱・八犬具足」の解説は、「南総里見八犬伝」の解説の一部です。
「蟇田素藤の乱・八犬具足」を含む「南総里見八犬伝」の記事については、「南総里見八犬伝」の概要を参照ください。

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