芸術家・デザイナーの輩出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 00:21 UTC 版)
「京都市立芸術大学」の記事における「芸術家・デザイナーの輩出」の解説
古くは京都画壇の中心地であったと言われ、また京都の陶磁器、漆工芸、染織などの地場産業に多くの人材を供給して活発化させた。明治以来多くの日本画家、洋画家、版画家、陶芸家、染織家、デザイナー、音楽家、現代美術作家を養成してきた。 嘗てより徹底した少人数教育を行っている。卒業生は現代美術家の草間彌生や女性初の文化勲章受章者である上村松園、サグラダ・ファミリア主任彫刻家の外尾悦郎、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団首席指揮者の佐渡裕、直木賞受賞推理作家黒川博行、日本人女性初のアカデミー賞(衣裳デザイン賞)を受賞したワダ・エミ、重要無形文化財「木工芸」保持者の人間国宝村山明、重要無形文化財「友禅」保持者の人間国宝森口邦彦らなどといった国内外問わず第一線で活躍する数多のアーティスト、教育者、研究者を育成及び輩出しており、欧州の伝統的な芸術大学との交流も盛んである。教職員と卒業生と中には、文化勲章を授与された人物16名、日本芸術院の会員24名、人間国宝に認定されたアーティスト10名がいる。 テクノロジー企業への就職者も多く、特に任天堂やSONYへの年間就職者数が芸術大学の中でも多い。ゲーム会社への就職者はゲームキャラクターデザイナーだけでなく、任天堂が展開している主力サービス『ニンテンドーeショップ』、『Nintendo Switch Online』などといったオンラインサービス分野でのUI/UX設計を手掛ける藤野洋右を輩出するなど分野は多岐にわたる。
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