自由韓国党党首
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2019年1月に行われた次期大統領選挙への出馬が目される政治家12人の支持率調査が行われ、黄は李洛淵首相の13.9%に次ぐ僅差の13.5%で2位となり、同月29日の同様の調査では支持率17.1%で李洛淵の15.3%を抑え1位となるなど、保守派の次期大統領の有力候補として注目される存在となった。しかし、保守派は黄教安の他にめぼしい候補がいないのに対し、進歩(革新)派は李洛淵の他にも朴元淳や李在明など有力候補が複数いることもあり、2018年12月29~31日に行われた世論調査では、次期大統領選挙が李洛淵と黄教安の一騎打ちになった場合には、黄教安は李洛淵に大差で敗れるという結果が出ている。 1月15日には保守系最大野党の自由韓国党に入党。2月27日に行われた党代表選挙に立候補し当選。 2019年7月に日本が韓国に対して半導体材料の輸出管理を強化した際には文在寅政権の対応が遅れたことを指摘しつつも、問題解決のため政府に協力することを表明。7月18日の文在寅大統領と与野党5党代表が集まった会談では日本に対する経済報復措置の即時撤回を要求することで合意したが、これが黄が初めて文在寅と対話した機会となった。とはいえ文在寅政権の外交政策にはその後も批判を行っており、米韓同盟の軽視や反日を煽るばかりで具体的な対策がないとしている。 2019年9月には文在寅が側近の曹国元大統領府民情首席秘書官を、様々な疑惑が晴れないまま法務部長官に任命したことに抗議し、抗議集会の場で髪の毛を剃り落とすパフォーマンスを行った。韓国では剃髪は固い決意を示すものとされるが、支持者からの評価は分かれた。
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