自然コントロールマシーン エンザン(炎山)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 11:53 UTC 版)
「ウルトラマンガイアの登場怪獣」の記事における「自然コントロールマシーン エンザン(炎山)」の解説
第28話「熱波襲来」に登場。 我夢の実家の近く、千葉県の油田山の中から現れた怪獣。背部にエネルギーゲージが備わっており、それ自体が頂点に達したことで石像状態からクワガタムシのようなバトルモードに変型する。強力な熱波を放ち、周囲に猛暑をもたらす。氷河期を防ぐために地球の気温を上昇させることが目的とされている。武器は胸部から放射する爆発性のある高熱火炎弾と、大顎から放つ赤い電撃。ガイアとの戦いでは、ガイアSVに恫喝され、退却すると見せ掛け、攻撃を仕掛ける狡猾さも垣間見せる。最期はフォトンストリームに火炎を押し戻され、ガイア突撃戦法で体内のコアを取り出されて破壊される。 胸に篆書体で書かれた「炎山」という文字に似た赤い模様が描かれていることから、テンカイとの関連性が指摘されている。また、表面は絶縁素材でコーティングされており、レーダーに感知されないという特性を持つ。また、発する熱波は携帯電話を使用不能にさせる。 スーツアクター:向原順平 準備稿での名称は業火であった。第28話で脚本を担当した川上英幸によると、同話で監督を担当した児玉高志からは「『業火』ではキリスト用語を連想させてしまうからダメだ」という理由で却下されたのち、最終的に完成作品での名前になったという。また川上によれば、当時MBSプロデューサーであった丸谷嘉彦からは「篆書体にした時に一目では読みにくいような名前を」という理由から豪炎という名前を提案されていたとのこと。 当初は、クワガタの要素を入れる予定だったが、決定稿では角だけが残った。
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