背景 - 欧州憲法条約とは? わかりやすく解説

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背景 - 欧州憲法条約

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 16:41 UTC 版)

リスボン条約」の記事における「背景 - 欧州憲法条約」の解説

詳細は「欧州憲法」を参照 2004年10か国が新規加盟するということ差し迫るなどの状況で、2001年ニース条約付帯された宣言書定められ欧州連合基本的な枠組み再検討求められるようになったニース条約では将来加盟備えて議決手続改革が行われたが、それでは不十分であったとされている。2001年12月ラーケン宣言では、欧州連合民主性透明性効率性高め欧州憲法条約制定向けた過程定めた。また欧州将来に関する協議会設置され議長に元フランス大統領ヴァレリー・ジスカール・デスタン就任ヨーロッパ諸国広く受け入れられるような憲法草案起草という作業与えられた。協議会は主に、既存加盟国だけでなく加盟候補国からの各国議会の代表者で構成され、このほかに各国政府の代表も加わった2003年6月最終草案発行され条約案はアイルランド議長国務め2004年6月18-19日の欧州理事会において合意された。 25か国からの合意得た憲法条約2004年10月29日ローマにおいて署名式典が行われ調印された。欧州憲法条約発効するにはすべての加盟国批准がなされなければならないとされていたが、2005年フランスオランダにおいて国民投票実施され結果欧州憲法条約拒否された。多く加盟国批准手続完了させていた一方で基本条約修正には全加盟国承認求められるため、この両国での国民投票結果受けて熟慮期間」が設定されその後欧州憲法条約案は政治的に終焉迎えることになった

※この「背景 - 欧州憲法条約」の解説は、「リスボン条約」の解説の一部です。
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