元勲
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元勲(げんくん)とは、歴史上の王政復古(朝権回復)に対して大きな功績があった者をさす用語[1]で、現在に至るまでに古代の大化改新、中世の建武新政、近代の明治維新の三度の革新があったが、近代日本においては特に明治維新によって政界に影響力を持った有力政治家を指すことが多い[2]。
- ^ 明治期の日本政府は足助重範を南朝の元勲としており(「故足助重範ヲ追賞シ正四位ヲ贈ラル」 アジア歴史資料センター Ref.A15112395300 )、また『読売新聞』1920年(大正9年)8月11日5面「独逸のヴ元帥逝く 独逸陸軍界の元勲である」、同1924年(大正13年)6月19日3面「ムソリニ首相 元勲内閣を推薦 首相は平大臣となる 拉致事件意外に展開」などがある。
- ^ デジタル大辞泉『元勲』 - コトバンク
- ^ a b (明治15年4月7日)この日閣議の定日なりしも、
俄 ()に之 ()を中止し、参議・山縣有朋参内して状を闕下に奏す。聖上(明治天皇)甚 ()く宸襟を悩まされ『板垣は国家の元勲なり。捨て置くべきにあらず』と宣 ()ひ畏くも侍従一名、侍医一名を差遣の御沙汰あり。(『明治憲政経済史論』国家学会編、1919年(大正8年)4月15日、239頁) - ^ 伊藤 2016, p. 51.
- ^ a b c d e f g h i j 山脇之人 『維新元勲十傑論』
- ^ 「三条内大臣ヲ正一位ニ叙スルノ詔」 アジア歴史資料センター Ref.A14110276700
- ^ 「三条太政大臣ヨリ西郷大将ニ贈ラル丶書簡案」 アジア歴史資料センター Ref.A03022895000
- ^ a b c d e f g h i 日本大百科全書(ニッポニカ)『元勲』 - コトバンク
- ^ 「正二位勲一等伯爵松方正義ニ賜フノ勅語」 アジア歴史資料センター Ref.A14110286800
- ^ 「元勲優遇ノ詔(黒田)」 アジア歴史資料センター Ref.A14110275200
- ^ 「故島津前左大臣弔慰ノ宣旨」 アジア歴史資料センター Ref.A14110274700
- ^ 「従一位勲一等公爵島津忠義薨去ニ付特ニ国葬ヲ行フ」 アジア歴史資料センター Ref.A15113178900
- ^ 「元勲優遇ノ詔」 アジア歴史資料センター Ref.A14110284100
- ^ 「元勲優遇ノ詔」 アジア歴史資料センター Ref.A14110285000
- ^ 「桂公爵ニ賜フ勅書」 アジア歴史資料センター Ref.A14110303800
- ^ 「国葬勅令」 アジア歴史資料センター Ref.A10110339100
- ^ 「生ける国宝!! 唯一人現存する明治維新の大元勲」『読売新聞』1926年(大正15年)4月22日。
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