経緯・製作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 06:09 UTC 版)
プロデューサーの奈良駿介が、原作の3巻が出るころに表紙に惹かれ、書店で原作を手に取り、作中で描かれている弘前の風景が背景としてアニメ映えするだろうこと、作品が持つ不思議な雰囲気に惹かれたことをきっかけに企画が立ち上がった。 制作スタジオは、キャラクターのかわいらしさと、弘前の自然の風景や光などを綺麗に描けるスタジオとしてJ.C.STAFFに白羽の矢が立てられた。現実世界からすると異質な魔法の表現についても原作者との協議の結果、現実世界に実在することに違和感がないよう、化学実験に近い控えめな表現を用いている。シリーズ構成には、多くを占める女性のキャラクターの台詞にリアリティーが出るように、女性である赤尾でこが起用された。大きな要素として意識していた背景は「優しく温かみのある画面作り」という希望をJ.C.STAFFに伝えたところ、ムーンフラワーを紹介され、奥村泰浩が担当となった。 キャスティングは作品になじむことを重視し、できるだけ自然でやわらかな声という基準でオーディションで決められた。原作者から、若い世代は強い津軽弁をさほど使わないという話があったため、無理には入れず方言による表現は圭や千夏の父、啓司が担っている。 さらに「弘前さくらまつり」のポスターや「弘前ねぷたまつり」および「弘前城雪燈籠まつり」や弘南鉄道のラッピング電車(7000系7033編成)、弘南バスのラッピングバスや停留所でコラボ企画も実施された。
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