経歴をめぐる議論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/10 09:33 UTC 版)
マハーカルナーの経歴について、1名の比丘が公に疑義を表明している。 2015年10月、同じパオ森林僧院モーラミャイン本部でのパオメソッド修了者である比丘の水源から、マハーカルナーのパオ森林僧院での比丘としての経歴について、「マハーカルナーという比丘は存在しない」などとする疑義が表明された。これは2014年11月に行われた水源の東京法話会での発言として公表されたものである。2014年11月までに公表されていたマハーカルナーの経歴は、書籍におけるものは#経歴の変遷の要約を参照。HPにおけるものはpaauk.jp: パオ森林僧院(アーカイブ)を参照)。 鈴木一生によれば、次の通りであるという。 2015年12月27日、鈴木一生が、パオ道場の修行者チョウチョウタイという人物に確認をとった結果として、mixiの自身のブログに次のように書いた。 パオ本部道場の修行が終わり、その時点で最初の悟りに至った人だけが、特別にパオセアドーの住んでいる、メミョウと言う高原の道場で更に深い修行指導を受けた一人がマハーカルナ禅師だと分かった。 2017年11月9日、ミャンマー・パオ森林僧院の出家者であるPañña-adhika Sayalayから、マハーカルナーへの公開質問状が出された。質問は、 2014年8月発行の書籍に掲載されている、「(マハーカルナーは)パオ・セヤドーからパオ森林僧院日本支部の設立と、日本におけるパオ瞑想システムの指導の命を受け」たという経歴は事実であるか。 2016年11月に公式サイトの名前が「マハーカルナー法友会」へと変わったことに関して「パオ僧院日本道場設立を取り下げた」(原文ママ)真意、経緯、パオ・セヤドーの許諾の有無 過去の修行経歴 テーラワーダの比丘がお金に触ることを禁じている戒律を、どのようにして守っているか について訊ねるものであった。この質問内容はPañña-adhika Sayalayのブログに公開され、マハーカルナーへはEメールで送付された。Pañña-adhika Sayalayはマハーカルナーに対して、マハーカルナー傳修院のHP上で2017年12月末までに公式に回答するよう要請した。 2018年1月4日、公開質問状に対する回答期限までにマハーカルナーからの回答が得られなかったことが、Pañña-adhika Sayalayのブログで発表された。 2018年1月6日、マハーカルナー傳修院にて「原始仏教トーク #46」が行われ、マハーカルナーの経歴や立場について、本人が説明を行った(詳細は後述)。このトークは録画され、同年2月に公開された。
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