経営層交替により新生北陸窯業スタート
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「北陸窯業」の記事における「経営層交替により新生北陸窯業スタート」の解説
平成2年度より松下電工株式会社支援体制のもとに衛生陶器事業の早期黒字体質への変革をめざして総力をあげて経営改善に取組み推進してきた結果、1.事業の再構築 ・便器、洗面ボールの新商品の開発 17点 ・セット化(洗面化粧台)の事業化 ・瓦、ハニカム事業の黒字化2.技術、生産体制の整備 ・歩留の改善 ・新規導入設備の稼働安定化3.管理体制の整備 ・予決算システムの導入と定着化 ・人事管理のしくみと労使関係改善等の改善の成果が得られ、旧体制時に比べて大幅な改革となったが、平成2年度の赤字幅をピークにその後縮小はしたものの解消には至らずより協力な経営改善を必要とした。かかる状況のもと、平成4年5月経営トップ人事交替の発表がなされ新社長が就任し、同時に技術スタッフ6名の出向者を受け入れ技術力強化による新たな経営改善に着手された。新社長は、松下電工株式会社開発研究所所長在任中より、同社水廻り商品拡大戦略に伴う衛生陶器供給先の必要性を強く認め、北陸窯業との提携をめるに当っても深く関与した経緯があり、また、技術指導の責任者として定期的に来社していたことから北陸窯業に対する認識も高く、就任の挨拶では、長年の技術力を生かし松下経営理念にもとづく経営改善に徹すれば早期の黒字転換は可能であると言及し社員に対し激励するとともに協力を要請し、基本に忠実に、また、作業に当たっては安全が第一でこれが全てに優先すると付け加えた。
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