経営安定化基金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 16:07 UTC 版)
「北海道ちほく高原鉄道」の記事における「経営安定化基金」の解説
第三セクター化に必要な経営安定基金については、北海道が43億5,000円、沿線自治体が13億円、初期投資を除いた転換交付金が24億5,500万円の計81億500万円の積み立てにより「北海道ちほく高原鉄道経営安定基金」の名称で北見市に設置。目的に応じた3つの基金からなり、種類ごとに銀行預金など確実かつ有利な運用管理をし、赤字はこれらの運用益(1989年時点で約5.4 %)から補填することが決められた。 第一基金 運用益を会社の経常損失に補助できる。供出元は北海道と沿線自治体。元本を処分することはできない。 第二基金 鉄道事業の損失および鉄道施設の整備・更新に補助できる。供出元は転換交付金。 第三基金 営業開始から5年度までの鉄道事業の損失に対する元本補助。供出元は北海道と沿線自治体。
※この「経営安定化基金」の解説は、「北海道ちほく高原鉄道」の解説の一部です。
「経営安定化基金」を含む「北海道ちほく高原鉄道」の記事については、「北海道ちほく高原鉄道」の概要を参照ください。
- 経営安定化基金のページへのリンク