索道概要とは? わかりやすく解説

索道概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 02:52 UTC 版)

六甲登山架空索道」の記事における「索道概要」の解説

索道敷設計画大正末期持ち上がり1930年昭和5年)に免許下ったことで会社設立1931年昭和6年9月22日六甲山登り口六甲山上間営業開始した設備車両安全索道のそれを用いており、阪急神戸本線六甲駅から麓までは神戸市営バスによる連絡とされた。 なお索道開業前より、六甲山へ向かう鋼索鉄道ケーブルカー)の計画も、1923年大正12年設立六甲有馬鉄道(後の六甲摩耶鉄道)によって立てられていたが、こちらは阪神間輸送競合関係にあった阪神電気鉄道傘下となり、1932年昭和7年3月10日にこの索道並行する形で土橋 - 六甲山間を開業(後の六甲ケーブル)させた。 以後戦中に入るまで、阪急阪神それぞれの陣営において、乗客獲得競争繰り広げられたといわれている。 1944年昭和19年1月11日戦時体制による鉄材供出のため、競合するこの2本の登山輸送機関のうち片方不要不急線とされたが、結局折り合い付かず双方撤去することとなった。しかし、索道の方が撤去容易だということ廃線となった一方でケーブルカーは完全に撤去できないうちに終戦迎えたため、戦後にほぼ復元され現在も営業している。 戦後阪急グループによる六甲山への輸送は、六甲駅前から表六甲ドライブウェイ経由して六甲山直接至る阪急バスによってまかなわれるようになっている阪急総帥小林一三索道よりも自動車の方が輸送効果大きいと考えたといい、索道復活ではなく表六甲ドライブウェイ整備のための資金提供した

※この「索道概要」の解説は、「六甲登山架空索道」の解説の一部です。
「索道概要」を含む「六甲登山架空索道」の記事については、「六甲登山架空索道」の概要を参照ください。

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