精の憩【セイノイコイ】(草花類)
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登録番号 | 第12428号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の憩 よみ:セイノイコイ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「船宿」に夏秋系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は鮮黄色のやや大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さはやや細、色は褐、強さは強、中空の程度はかなり小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は多、節間長はやや長である。葉身長、葉幅、葉の縦横比及び葉柄の長さは中、葉の基部の形は平、一次欠刻はやや深、表面の色は中、裏面の色はやや淡、毛じの多少は少、光沢度は中、厚さは薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさはやや小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはやや大、厚みはやや低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多、管状花数はかなり少、分布は散在、長さは極小である。花弁の形は樋弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面の色は鮮黄(JHS カラーチャート2507)、裏面の色は明黄(同2505)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさ及び花首の太さは中、長さは極短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は早である。「精祝」と比較して、茎の色が褐であること、葉の基部の形が平であること等で、「精源」と比較して葉の基部の形が平であること、たく葉の形が2深裂であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「舟宿」に夏秋系輪ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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