精の嵐【セイノアラシ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7935号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の嵐 よみ:セイノアラシ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 4月 1日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県芦品郡新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「夏白仙」に育成者所有の6月咲白色系混合花粉を交配して育成されたものであり,花は黄白色の大輪で切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈はやや低である。茎の太さはやや太,色は褐,強さは強,中空の程度は小,摘心後の分枝性は少,側らいの発生程度は多,節間長はやや長である。葉身長は長,葉幅は広,葉の縦横比は中,葉柄の長さは短,一次欠刻は深,葉裂片縁部の重なりの程度は重なる,表面及び裏面の色は中,毛じの多少は少,光沢度及び厚さは中,硬さは硬,葉柄の着生角度は上向き,葉の巻き方は無,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は深裂せず及び2深裂,大きさは小,分布状態は両側・片側混在である。花の大きさは大,厚みは中,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は多である。管状花数はかなり少,分布は集中,長さは極小である。花弁の形は舟底弁,先端の形は丸い,花弁の長さはやや大,幅はやや狭,外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート3302),舌状花表面の色の分布状態は均一,外花弁の角度は平,花の中心部の色は外弁と異なり黄緑色,花たくの形は盛り上がったドーム状,大きさは小,総ほうの大きさは中,花首の太さは太,長さはやや長,生態分類型は夏秋ギク,開花の早晩性は早である。「精の剣」と比較して,葉が大きいこと,葉裂片縁部が重なること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成5年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において,「夏白仙」に育成者所有の6月咲白色系混合花粉を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「精嵐」であった。 |
- 精の嵐のページへのリンク