精の宿【セイノヤド】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9958号 |
登録年月日 | 2002年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の宿 よみ:セイノヤド |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 3月 16日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「明錦」に黄色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は鮮黄色の大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはやや太、色は褐、強さは強、中空の程度、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや短である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比及び葉柄の長さは中、先端部分の形は鈍円、一次欠刻は深、表面及び裏面の色は淡、毛じの多少は中、光沢度は弱、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花数はやや少、分布は集中、長さは小である。花弁の形は平弁及び舟底弁、先端の形は丸い及び歯状、花弁の長さはやや大、幅はやや広、外花弁の表面の色は鮮黄(JHS カラーチャート2507)、裏面の色は浅黄(同2511)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさは及び総ほうの大きさは中、花首の太さはやや太、長さはかなり短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は早である。「精祝」と比較して、茎の色が褐であること、葉の先端部分の形が鈍円であること、外花弁の反り方が平であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「明錦」に黄色系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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