精の島【セイノシマ】(草花類)
登録番号 | 第12427号 | |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の島 よみ:セイノシマ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「船宿」に夏秋系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は明黄色の大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは中、色は赤紫、強さは中、中空の程度は小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は多、節間長は中である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、一次欠刻は深、葉裂片縁部の重なりの程度は平行する、表面の色、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は両側・片側混在である。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多である。管状花数は少、分布は散在、長さはやや小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅はやや狭、外花弁の表面の色は明黄(JHS カラーチャート2506)、裏面の色は明黄(同2505)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさ及び花首の太さは中、長さは極短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性はかなり早である。「精祝」と比較して、管状花の分布が散在であること、葉裂片縁部の重なりの程度が平行であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「船宿」に夏秋系輪ギクを交配し、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「精の桂」であった。 |
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