精の学【セイノマナブ】(草花類)
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登録番号 | 第14437号 |
登録年月日 | 2006年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の学 よみ:セイノマナブ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「宝の山」に8月咲黄色系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は鮮緑黄色の大輪で切花向きの品種である。開花時の草丈は中、節間長はやや長、茎の太さは中、色は緑である。たく葉の大きさは中、葉の着き方は上向き、葉長はやや長、葉幅、葉の縦横比及び光沢は中、一次欠刻の深さはかなり深、基部の形は平、表面の色は中である。側らいの数はかなり少、舌状花の重ねは八重、花の大きさは大、厚みは中、花首の長さはやや短、花たくの形は平らなドーム状である。舌状花の多少はやや少、向きは水平、主要な形は平弁、花筒部の長さは短である。外花弁の長さはやや長、幅はやや広、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁及び内花弁の表面の色は鮮緑黄(JHS カラーチャート 2706)、裏面の色は明緑黄(同2704)である。管状花の花冠の深裂の程度はかなり小である。生態分類型は夏秋、開花の早晩性は中である。「精の新」と比較して、葉の基部の形が平であること、舌状花の主要な形が平弁であること等で、「精の輝」と比較して、舌状花の主要な形が平弁であること、外花弁表面の色が鮮緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「宝の山」に8月咲黄色系輪ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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