第4の哨戒、1945年3月 - 4月
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「スペードフィッシュ (潜水艦)」の記事における「第4の哨戒、1945年3月 - 4月」の解説
3月15日、スペードフィッシュは4回目の哨戒で東シナ海および黄海方面に向かった。3月23日夕方、スペードフィッシュは北緯27度38分 東経127度46分 / 北緯27.633度 東経127.767度 / 27.633; 127.767の地点で石垣島に向かうサイ05船団を発見。4隻の護衛艦の中に入り、17時12分に道了丸(日本郵船、2,274トン)に対して3本の魚雷を発射し、うち1本が道了丸の右舷に命中。道了丸は搭載していた震洋や弾薬が誘爆して轟沈した。3月26日には対馬海峡で新型の機雷探知装置の試験を行い、その後九州西岸を経て朝鮮半島沿岸に移動。4月1日に北緯34度23分 東経128度08分 / 北緯34.383度 東経128.133度 / 34.383; 128.133の地点でスクーナーを魚雷により撃沈し、4月7日にも北緯36度01分 東経124度52分 / 北緯36.017度 東経124.867度 / 36.017; 124.867の地点で3本マストのジャンクを浮上砲戦で撃沈した。2日後には北緯37度27分 東経125度00分 / 北緯37.450度 東経125.000度 / 37.450; 125.000の地点で利通号(利通公司、1,834トン)を撃沈したのち、4月11日にも北緯37度13分 東経125度11分 / 北緯37.217度 東経125.183度 / 37.217; 125.183の地点で特設掃海艇第十七日の出丸(日本海洋漁業、235トン)を撃沈した。4月21日、スペードフィッシュは35日間の行動を終えてグアムアプラ港に帰投した。
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