第4の惑星 (D)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 10:15 UTC 版)
「PSR B1257+12」の記事における「第4の惑星 (D)」の解説
詳細は「PSR B1257+12 D」を参照 1996年、パルサーから40天文単位の軌道を公転している、土星に似た地球の100倍の質量の木星型惑星が報告された。この惑星系の4番目の惑星ということで、PSR B1257+12 Dと名づけられた。しかしこの発見は、後に撤回されている。現在では、この惑星を示すシグナルは小惑星か彗星から来たのだろうと考えられている。 2002年には、パルサーから約2.6天文単位の距離を3.5年間かけて小天体が公転しているのではないかという説が出され、この天体もPSR B1257+12 Dと呼ばれた。非常に小さいので惑星というよりは小惑星か彗星であると見なされる場合が多い。質量は最大で冥王星の0.2倍(地球の0.0004倍)で、直径は1000kmに満たないとされていた。しかしこの発見も後に撤回された。
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