第2留 -有罪に定められ、鞭で打たれる-とは? わかりやすく解説

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第2留 -有罪に定められ、鞭で打たれる-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 06:09 UTC 版)

ヴィア・ドロローサ」の記事における「第2留 -有罪に定められ、鞭で打たれる-」の解説

第2留は『ヨハネによる福音書』の以下の記述基づいている。 「 そこで、ピラトイエス捕らえ、鞭で打たせた。 兵士たちで冠を編んでイエスの頭に載せ紫の服をまとわせ、 そばにやって来ては、「ユダヤ人の王歳」と言って平手打ったピラトはまた出て来て、言った。「見よあの男あなたたちところへ引き出そうそうすれば、わたしが彼に何の罪も見いだせないわけが分かるだろう。」イエス茨の冠をかぶり、紫の服を着け出て来られた。ピラトは、「見よ、この男だ」と言った祭司長たちや下役たちは、イエスを見ると、「十字架につけろ十字架につけろ」と叫んだピラト言った。「あなたたち引き取って十字架につけるがよい。わたしはこの男に罪を見いだせない。」 ユダヤ人たちは答えた。「わたしたちには律法あります律法によれば、この男は死罪当たります神の子自称したからです。」 ピラトは、この言葉聞いてますます恐れ、 再び総督官邸中に入って、「お前はどこから来たのか」とイエス言った。しかし、イエス答えようとされなかった。 そこで、ピラト言った。「わたしに答えないのか。お前を釈放する権限も、十字架につける権限も、このわたしにあることを知らないのか。」 イエス答えられた。「神から与えられていなければ、わたしに対して何の権限もないはずだ。だから、わたしをあなたに引き渡した者の罪はもっと重い。」そこで、ピラトイエス釈放しようと努めた。しかし、ユダヤ人たちは叫んだ。「もし、この男を釈放するなら、あなたは皇帝の友ではない。王と自称する者は皆、皇帝背いてます。ピラトは、これらの言葉聞くと、イエスを外に連れ出しヘブライ語でガバタ、すなわち「敷石」という場所で、裁判の席に着かせた。 それは過越祭準備の日の、正午ごろであったピラトユダヤ人たちに、「見よあなたたちの王だ」と言うと、 彼らは叫んだ。「殺せ殺せ十字架につけろ。」ピラトが、「あなたたちの王をわたしが十字架につけるのか」と言うと祭司長たちは、「わたしたちには、皇帝のほかに王はありません」と答えた。 そこで、ピラトは、十字架につけるために、イエスを彼らに引き渡した。こうして、彼らはイエス引き取ったイエスは、自ら十字架背負いいわゆるされこうべの場所」、すなわちヘブライ語ゴルゴタという所へ向かわれた。 -『ヨハネによる福音書19:1~19:17 」 この場所は1838年イブラーヒーム・パシャフランシスコ会譲渡し以降、同会の所有となっている。敷地内には考古学博物館フランシスコ会の子弟の学校、及び「鞭打ちの教会」と「有罪判決の教会Condemnation Chapel)」がある。教会建築物は両者とも十字軍時代建てられたものである

※この「第2留 -有罪に定められ、鞭で打たれる-」の解説は、「ヴィア・ドロローサ」の解説の一部です。
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