有罪判決の教会とは? わかりやすく解説

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有罪判決の教会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 06:09 UTC 版)

ヴィア・ドロローサ」の記事における「有罪判決の教会」の解説

有罪判決の教会は1903年フランシスコ会修道士、兼建築家メンデン出身のウェンデリンによって修繕され現在に至っている。教会内には、有罪判決受けて十字架背負わされたイエス苦難刻まれている。 ステンドグラスには十字架背負って苦痛苛まれるイエス、手を洗うピラト拷問具を掴む天使描かれている。モザイク張りの床の西側には切り石敷かれているのだが、これは「リソストラトス(Lithostratos)」と呼ばれるシオン女子修道院へと続く通路一部である。リソストラトスの語義は「石で舗装された場所」となる。つまり、『ヨハネによる福音書』において、ピラト最終的にイエス有罪定めて民衆引き渡したとされる敷石」という場所と見なされている。 「 ピラトは、これらの言葉聞くと、イエスを外に連れ出しヘブライ語でガバタ、すなわち「敷石」という場所で、裁判の席に着かせた。-『ヨハネによる福音書19:13 新共同訳とはいえ考古学者一致した見解によれば、この敷石第二神殿時代のものではなく2世紀以降建造されアエリア・カピトリーナ遺物見られている。 また、ローマサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂にあるスカラ・サンクタ(聖なる階段)は、伝承によれば総督官邸にあった階段4世紀エルサレム訪れたコンスタンティヌス1世の母ヘレナが同聖堂移設したものだという。キリスト教徒からはイエス総督官邸から表通りに出る際に降りた階段と見なされ、今日でも神聖視されている。

※この「有罪判決の教会」の解説は、「ヴィア・ドロローサ」の解説の一部です。
「有罪判決の教会」を含む「ヴィア・ドロローサ」の記事については、「ヴィア・ドロローサ」の概要を参照ください。

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