第1トンネル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:06 UTC 版)
完成当時日本最長で、竪坑(シャフト)を使って掘られた(鉱山以外の)トンネルの日本初のものである。これによって切羽の数を増やし工期短縮と完成後の通風を狙った。第1竪坑の工事は乏しい光源の下で2、3人掛り(竪坑の大きさ故にそれ以上の人数が入れなかった)の手掘り(小規模ながらダイナマイトも使用された)で行われたが、想定以上の岩盤の硬さと、湧水を人力で汲み上げるなどの人力に頼らざるを得なかった当時の技術が原因の過酷な重労働、出水事故などにより工事は難航。ポンプ主任の自殺を発端として事故などで殉職者が多発し、その数は17人(病死者や下請けを含まず)を数えた。結局、47mの竪坑は196日間かかって完成した。蹴上舟溜横の公園にはこの工事による殉職者への慰霊碑が立てられている。第2竪坑は第1トンネル西口の採光、換気のためのものである。
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第1トンネル
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