稲城亜丁空港とは? わかりやすく解説

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稲城亜丁空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/26 22:59 UTC 版)

稲城亜丁空港
稻城亚丁机场
IATA: DCY - ICAO: ZUDC
概要
国・地域 中華人民共和国
所在地 四川省稲城県桑堆郷
種類 公共
開港 2013年9月16日
標高 4,411 m
座標 北緯29度19分23秒 東経100度03分12秒 / 北緯29.32306度 東経100.05333度 / 29.32306; 100.05333座標: 北緯29度19分23秒 東経100度03分12秒 / 北緯29.32306度 東経100.05333度 / 29.32306; 100.05333
地図
DCY
四川省における空港の位置
滑走路
方向 長さ (m) 表面
16/34 4,200 コンクリート
出典: [1][2]
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稲城亜丁空港
繁体字 稻城亞丁機場
簡体字 稻城亚丁机场
発音記号
標準中国語
漢語拼音 Dàochéng Yàdīng Jīchǎng

稲城亜丁空港(ダオチェン・ヤーディンくうこう) (IATA: DCYICAO: ZUDC) は中華人民共和国四川省カンゼ・チベット族自治州稲城県にある空港。県都から50km北の桑堆郷の中に位置し、亜丁自然保護区から130km離れている[3]

海抜4411mに位置する当空港は、チベットチャムド・バンダ空港(海抜4334m)の記録を抜いて世界最高所の民間空港となっている[4][1]。なお、ナクチュ・ダグリン空港英語版が標高4,436メートル(14,544フィート)の場所に建設中だった[5]が、2015年4月、標高の高い空港の安全基準を再検討するとして今後2年間の工事の中止を決めた。新基準の策定には2、3年はかかる見込みといい[6]、しばらくは本空港が世界最高所の空港となる。

2011年4月に空港の建設が承認され、15.8億元かけて建設された空港は2013年9月16日に開港した[4][1]。初就航便は省都・成都市発の中国国際航空4215便(使用機材:エアバス A319)で、乗客118人が搭乗していた[2]。それまで稲城県と成都市の間はバスで2日かかっていたが、これにより約1時間に短縮された[1]

設備

稲城亜丁空港は全長4200mの滑走路を1本有する4C級の空港である。UFOのような形をしたターミナルビル(5000平方メートル)がある[7]。年間280,000人の旅客を処理できる[1]

就航路線

開業時は稲城-成都間に定期便が1便 (CA 4215/4216) あるのみであり、2013年10月1日までに重慶市馬爾康県へ向かう便が就航する予定である。2014年には広州市上海市西安市へ向かう便の設定が計画されている[4]

航空会社 就航地
中国国際航空 成都
中国東方航空 成都、瀘州
四川航空 成都

関連項目

脚注

外部リンク




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