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平市

(磐城平 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 17:14 UTC 版)

たいらし
平市
平市章
廃止日 1966年10月1日
廃止理由 新設合併
磐城市内郷市常磐市平市勿来市石城郡小川町遠野町四倉町川前村田人村三和村好間村双葉郡久之浜町大久村いわき市
現在の自治体 いわき市
廃止時点のデータ
日本
地方 東北地方
都道府県 福島県
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 109.88km2.
総人口 70,921
(1965年10月1日、国勢調査)
隣接自治体 内郷市常磐市磐城市四倉町小川町好間村三和村
平市役所
所在地 福島県平市字堂根町1-4
座標 北緯37度3分1.6秒 東経140度53分15.7秒 / 北緯37.050444度 東経140.887694度 / 37.050444; 140.887694 (平市)
ウィキプロジェクト

平市(たいらし)は、かつて福島県浜通りにあった市。1966年昭和41年)10月1日に他13市町村と新設合併しいわき市となった。現在のいわき市平地区にあたる。

歴史

古代

好嶋西荘の中心・岩城氏の本拠地

  • 11世紀後半:前九年戦争後三年戦争では源氏勢が通過し、これをきっかけに飯野八幡宮が建設された。
  • 12世紀岩城氏が一帯で勢力をふるい、郊外に白水阿弥陀堂を建立した。好嶋荘が立荘されると西方(西荘)の政所が飯野郷[1]に置かれた。
  • 足利時代には、現在の平白土地区に白土城が建設され、岩城氏の本拠地となった。
  • 15世紀の中頃に、岩城氏の本拠地が白土城から西北西4kmに位置する大館に移った。
  • 16世紀初頭に、「」が史料に現れるようになるが、当時[2]は大館周辺の地名だった。

磐城平藩の城下町

戊辰戦争後

行政

歴代市長

『市制30年のあゆみ』による。

  • 青沼鋒太郎:1937年6月1日 - 1937年8月19日(臨時市長代理)
  • 青沼鋒太郎:1937年8月20日 - 1941年7月31日
  • 猪瀬乙彦:1941年8月9日 - 1945年7月11日
  • 伊藤秀吉:1945年7月14日 - 1946年11月28日
  • 鈴木辰三郎:1947年4月10日 - 1951年4月5日
  • 諸橋久太郎:1951年4月23日 - 1963年4月30日
  • 大和田弥一:1963年5月1日 - 1966年9月30日

脚注

  1. ^ JR常磐線いわき駅付近を中心にして、北から東を夏井川・南を山で限られた現在の平地区中心地域を含む範囲で、町・大字レベルの地名(2020年現在)でいうと(北西から南東への順)、好間町愛谷・好間町小谷作・好間町今新田・好間町川中子・平・内郷小島町・小島町・平谷川瀬・平北白土・平南白土である。当ページに掲げられた空中写真に映されている範囲にほぼ相当する。
  2. ^ 鳥居氏が磐城平城にうつるまで。

関連項目




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