研究活動と人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 17:41 UTC 版)
日本言語学会、日本西蔵学会、ウラルアルタイ学会、日本モンゴル学会などの会員・幹事を務めた。また、モンゴル人民共和国および中華人民共和国内モンゴル自治区の人々とは人的交流がまだ難しかった時期から、日本を代表するモンゴル研究者として両国の学者らと交流を深めていた。戦前から収集していた希少なモンゴル関係の資料は、没後滋賀県立大学に「棈松文庫」として収蔵されている。 主な著書に、『蒙古語独習書』(1~3巻、甲文堂、1936~1939年)、『蒙和辞典』(共著、甲文堂書店、1940年)、『新蒙日辞典』(大阪外国語大学同窓会印刷所、1965年)、主な編訳書に、『蒙古民間故事(モンゴルの伝説)』(大阪外国語大学蒙古語学科研究室、1957年)、『モンゴルの昔話』(共編・共訳、三弥井書店、1978年)がある。 大阪外国語学校蒙古学部1期卒の同期に東洋史学者石濱純太郎がいる。大阪外国語学校教授時代の教え子に作家の司馬遼太郎(1944年3月卒)がおり、しばし彼のエッセイや対談内で名前が挙がる。 「モンゴル紀行」を参照
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