研究活動と搭載物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/04 23:36 UTC 版)
「コロンバス (ISS)」の記事における「研究活動と搭載物」の解説
実験室には16基の国際標準実験ラックとシステムラックを設置することができ、うち実験装置分は10基である。NASAとの協定でコロンバス実験室の利用の51%がESAに割り当てられている。ESAは5基分のラック稼働場所を、NASAは残り5基分を割り当てられている。4基分はデッキの前側に、4基分は後ろ側に、2基分は天井側にある。床側の3基のラックは、生命維持や冷却のシステムで埋まっている。残る1基の床側ラックと2基の天井側ラックは、保管用ラックである。 加えて、4基の船外ペイロードを右舷端の外側に取り付けることができる。それぞれの船外ペイロードは小さな器具や実験装置を最大230kg格納できるアダプターで取り付けられる。 コロンバスに最初から搭載された、ESAの実験ラックは以下の通り。 流体科学実験ラック(Fluid Science Laboratory:FSL) 欧州生理学実験ラック(European Physiology Modules:EPM) 生物学実験ラック(Biolab) 欧州引き出しラック(European Drawer Rack:EDR) 欧州輸送ラック(European Transport Carrier:ETC) またSTS-123ミッションで、それまでデスティニーに設置されていた2基のNASAの実験ラックがコロンバスに移設された。 EXPRESS-3 微小重力研究グローブボックス(MicrogravityScience Glovebox: MSG) 最初の3つの外部ペイロードは、STS-122ミッションの船外活動でコロンバスに取り付けられた。 欧州技術曝露実験装置(European Technology Exposure Facility:EuTEF) STS-128で回収 太陽観測装置(Solar Monitoring Observatory:SOLAR) 材料曝露実験装置6(MISSE-6) #NASAのペイロード STS-128で回収 計画中の外部ペイロード 宇宙用原子時計アンサンブル(Atomic Clock Ensemble in Space:ACES)
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