石堂組関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/10 09:12 UTC 版)
石堂組は本作でもしばし名称が登場する日本最大の指定暴力団「大和会」の系列組織。「仁友会」はその石堂組の傘下の組織であり、そのまた下部組織に「六龍会」がいる。牧田率いる「極清会」は「仁友会」と同じ石堂組の直参団体という位置づけにある。また大和会は「奥山組」二代目組長・奥山広重が就任しており、彼の舎弟が石堂組組長を務めている。 牧田 勲 極清会会長。石堂組若頭補佐。揉め事を収める仲裁力に長け、極道としての強い覚悟を持った人物。以前は父親の土木会社に勤めていたが、別の土木会社とバックにいる暴力団による妨害の末に父親を殺され、母は自殺、妹は消息不明(名前は奈津子で薬物中毒で死亡していた)となり、その復讐に相手側の会社社長と暴力団組長を殺害し、未成年だったことから6年間服役した。出所後石堂に気に入られ世話にもなり、自身も石堂を慕い極道の世界に入ることになった。 姫川に出会った当初は身分を偽り、不動産会社社員の「槇田功一」と偽名を名乗る。身長は192cm。 川上 義則 牧田の舎弟。牧田が組を持つ前には恋人の伊藤留美と共にタコライス専門チェーン「ハッチューズ」を運営し、事業を拡大してからも自分でもワゴン屋台で商売していたが、留美に惚れた仁友会の構成員の嫌がらせに遭っていたのを牧田に取り成して貰って以降、恋人とは別れたものの牧田を慕い舎弟となった。 藤元 英也 51歳、三代目仁友会会長で石堂組若頭。石堂が療養中の隙に奥山に接近し、石堂組を裏切ろうと画策している疑惑の渦中にいる。牧田に兄貴分として慕われていたが、石堂に目を掛けられている彼に嫉妬し良い感情を見せなかった。 三原 鉄男 二代目大政会会長。藤元の弟分だが、奥山に就いて石堂組を裏切ろうとする動きを見せる藤元に怒りを抱える。 石堂 神矢 石堂組四代目組長。持病の糖尿病に加えて心臓を悪くして入院し、いつ大事に至るか分からない状態にある。自身も初代組長の養子という境遇からか、牧田の事を可愛がっていた。 小林 充 29歳、暴走族「ドラゴンヘッド」の元メンバーで六龍会の構成員。気性が激しく、シノギもろくに出来ないことから組内では使えないという評判が専らだった。 柳井千恵の恋人であり、彼女が父と関係を持つ瞬間を目撃してしまう。その後ある行動をとったことにより、柳井健斗に激しく恨まれることになる。 竹嶋 和馬 六龍会会長。暴走族「ドラゴンヘッド」の総長を引退後、仁友会に所属し10年目で六龍会を立ち上げた。小林への評価は低く、殺しても得をしないと小林殺害の関与を否定する。
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