真たちの敵対者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 23:50 UTC 版)
「月が導く異世界道中」の記事における「真たちの敵対者」の解説
ミルス=エース 声 - 手塚ヒロミチ 荒野に最も近い絶野ベースの筆頭冒険者でレベル444。ただしこのレベルはあるものの体液を使った改竄で、巴、澪のレベルも改竄だと思い込む。弱い者から奪う、娼婦は薬漬けで、使えなくなったら人体実験と、あくどいことをしていた。リノンを使って真たちをスパイにしたため、逆にリノンに姉を助けてくれと依頼され、巴、澪の襲撃(手加減の練習)でアジトどころかベースごと壊滅させられる。 デレク 声 - 左座翔丸 ミルスの配下の冒険者。裏ではトアの借金を方にリノンを脅迫してスパイや盗みなどあくどいことをさせていた。トアを救出にきた巴と澪の襲撃でミルスと共に倒される。 復讐の呪術師 声 - 虎島貴明 ライムを半ば騙した形で手を組み、レンブラントの妻子をレベル8の呪病に掛ける。パトリックに捕らわれ拷問死となるが、得られた情報は入手困難な特効薬によってしか救えない事実を残す。更には、特効薬の匂いを嗅ぐと被術者は狂暴化しそれを破壊しかねないという念の入りようであった。その理由は、20年程前に恋人であった女性が、ツィーゲのハンザ商会代表を継ぐために彼と別れた。その女性は寂しさからもあり、格下であるレンブラント商会の代表パトリックと恋仲になり、男女の関係を持つ。だがパトリックにとっては、男女の関係は持っていても、彼女は自分がのし上がるための踏み台でしかなく、折をみて彼女と共に旅程にあるハンザ商会一行を全員殺害し、涙を演じながらハンザ商会を吸収合併するという悪辣さを発揮した。それを知った彼は呪術師に転職して復讐を図ったというのが事の始まりにして真相だった。 ソフィア=ブルガ 声 - 沢城みゆき レベル920のヒューマン筆頭の女性冒険者。「竜殺し」の異名は上位竜・「ランサー」の別名「御剣」を殺したことによる。 本来の目的は自分の能力(ヒューマン扱いされない)の元になった先祖である上位竜ルトへの復讐である。そのため一時的に魔族側に付いたが、突然現れた真に重傷を負わせ、ランサーと共に真と闘うが、真が抑えていた魔力を全開にしたことで途中からダメージを与えられなくなる。高空からの墜落死を狙うが真の反撃(複数の「赤くなったドラウプニル」仕込みの全力ブリット)により周辺の両軍ごと壊滅的な被害を受けて痛み分けとなる。 ランサー ソフィアのパートナ。上位竜を参照。 イルムガンド=ホープレイズ リミア王国貴族の次男坊。ふとした行き違いからライドウ(真)に反感を持つようになり、学園祭のトーナメントにて裏工作を行うも、あえなく敗退。ロナがばら撒いた「薬」を服用していたことによって変異体となり暴走。ジンたち7人に倒された際に不定形の肉塊になりながらも正気を取り戻すが、それを知られないうちに澪に処分された。
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