相次ぐ侵略とは? わかりやすく解説

相次ぐ侵略

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 04:27 UTC 版)

仁祖」の記事における「相次ぐ侵略」の解説

西人派政権国際情勢暗く、親明反後金政策鮮明にし、明将毛文龍鉄山平安道進駐認めた毛文龍鉄山根拠地としてしばしば後金背後襲ったため、後金ホンタイジ1627年アミン(阿敏)に3の兵を授けて朝鮮討伐に向かわせた。後金軍は鴨緑江越え平安道平壌占領して中和まで達し鉄山明軍蹴散らし毛文龍は海島に逃れた朝鮮部将後金抑留されていた姜弘立斡旋によって朝鮮側和議応じ兄弟盟約結んだので、後金軍は引き返した (丁卯胡乱)。 その後後金遼西地方にも勢力拡大して国号を清と定め瀋陽遷都している。皇帝名乗ったホンタイジこれまで兄弟の関係であった朝鮮君臣の関係を結ぶように迫った朝鮮朝廷では和戦双方議論が戦わされ、貴(朝鮮語版)、崔鳴吉、洪瑞鳳朝鮮語版)らクーデター功臣は主和論を主張したが、大勢名分論振りかざす主戦論優勢となり、朝鮮は清皇帝認めず宣戦布告する至った1636年1月ホンタイジ10万の兵を率いて疾風のように鴨緑江越え、わずか5日目ソウル蹂躙した (丙子の乱)。 仁祖当初江華島逃れて抗戦する予定であったが、清軍の進撃速度あまりに速いため間に合わずソウル南方南漢山城(現・京畿道城南市)に立て篭もった。南漢山城には14,000兵力50分の食料しかなく、到底長期抗戦不可であった

※この「相次ぐ侵略」の解説は、「仁祖」の解説の一部です。
「相次ぐ侵略」を含む「仁祖」の記事については、「仁祖」の概要を参照ください。

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