登録法とロード・トゥ・シビル・ウォー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 16:17 UTC 版)
「イルミナティ (マーベル・コミック)」の記事における「登録法とロード・トゥ・シビル・ウォー」の解説
アイアンマンは超人登録法の通過が迫っていることを知らせるため、前回を最後の会合にすると決めていたにもかかわらず、イルミナティの面々(「M-デイ」以降行方不明となっているプロフェッサーX以外)を呼び寄せた。彼は最近の大事件がすべての超能力者やグループへの世間の不信を招いていると述べ、そしてヒーローの一部の間違った行動が惨事を引き起こすと予見する。 「ある一人のヒーローが…おそらく若者だ。ヤング・アベンジャーズ(英語版)やロスの同類(英語版)の一人だろう…能天気で調子づいた、そんな若者が、善意から過ちを犯す。誰かを助けようとして英雄的な行動を取るも、彼は些細なミスをする。右を向くべき時に左を見たとかだ…結果、大勢が傷つき、あるいは死ぬ…事件はTV中継中に起きる。さもなくばビデオに撮られ、ロドニー・キングのように、繰り返し放送される…世界中にだ。やがて…潜伏していた不満が沸騰し始め…この機に乗じて名を上げたい政治家がTVで持論を披露する。彼は、コスチュームを着た人間が法の外に身を置く現状を非難し、自分達こそがそうした輩から世界を守っているのだとうそぶく事だろう。我々の半分は世論に従い、残り半分は逆らう。些細とはいえ、反乱は反乱だ。施政者は生贄を求めるだろう。標的はスパイダーマンのような…世間に強い衝撃を与える人間だ。TVでマスクを脱げる、過程を犠牲にできる人間、いくばくかの罪状を負わせられる誰かだ…TVは世界中に見せつけ…国は決裂する。誰もが選択を迫られ、傷つく。友が互いに牙を剥く。一方で、仇敵は共通の利害のために同盟を結ぶだろう。チームメイトが仲間を手にかける。これが未来だ」 法案が成立すればヒーロー間での戦争が生じ、莫大な被害を生む可能性がある。それを避けるためにアイアンマンは自分たちがスーパーヒーローの代表者となり、法案を支持すべきであるとメンバーに解いた。ネイモアはアトランティスには無関係であるとして立ち去り、ドクター・ストレンジとブラックボルトは原則同意せず、唯一ミスター・ファンタスティックのみが明確に支持を表明した。
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