発言要旨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 09:38 UTC 版)
2009年6月26日の法務委員会で児童ポルノ禁止法改正案について以下のような趣旨の発言を行っている。 メール、郵便、FAX、いかなる手段で児童ポルノを所持していても逮捕する。 電子メールに児童ポルノが添付されているかどうかは、ファイルを開く前に分かる。 電子メールがきたら児童ポルノだと思えばいい。 今までの映画も本も写真も18歳以下のヌードが含まれる場合処罰する。 宮沢りえのサンタフェは見たことがないが、児童ポルノに該当する場合、法改正後の単独所持は処罰する(のちに衆議院法制局に確認した結果、サンタフェは規制対象外であるとされている旨を自身のホームページで述べている)。 ちなみにサンタフェ自体は18歳になって撮影されたとされており、販売規制がされている現在においても出版社からでも購入可能である。 過去作品のどれが児童ポルノかどうかは政府が調査して回答する。 童顔・制服着用のポルノは児童ポルノである。 ジャニーズでも乳首が写っていたら児童ポルノだ。 児童ポルノの判断に芸術性は考慮しない。 ヌードはすべてポルノである。 ハードディスクに入っている画像を何回開いたかで故意性を審査する。 写真や雑誌は、使い古されていたり手垢がたくさん付いていれば故意をみなす。 冤罪など起こらない。 自白は証拠の王様だ(これ自体は昔から使われている言葉である)。 捜査官は善良なので、自白を強いて冤罪を生じさせるようなことはないと信じている。 冤罪の懸念なら、鞄に拳銃を入れられることだってある。 マンガやアニメやゲームは悪影響があるのかどうかの研究する必要がある。 民主案は相続物に児童ポルノがあっても逮捕できないので困る。 ただし、当人は「誤解が先行している」として弁明を自身のホームページに批判に対する反論を行っている。
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