異説クラブメンバーズバッジとマイク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 09:15 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (いあ-いと)」の記事における「異説クラブメンバーズバッジとマイク」の解説
異説クラブメンバーズバッジとマイク(いせつクラブメンバーズバッジとマイク)は、「異説クラブメンバーズバッジ」(てんとう虫コミックス第23巻に収録)に登場する。 「地球空洞説」などに代表されるような、現実の科学ではありえない異説を信じるメンバーが、実際に信じた異説通りの現象を体験できるようにするための道具。バッジを身に着けている人間にのみ効力があり、その異説の内容はマイクによって宣言する。実現させることが出来る異説に制限や限界があるかは原作では不明。 テレビアニメ第2作第2期「ようこそ地球の中心へ」では、異説で作り出したものは別の異説をマイクに吹き込むと上書きされ消滅する設定になっている。また、マイクを異説で作った世界に移すとバッジを身に着けていてもそこへの出入りはできなくなる。 映画『ドラえもん のび太の月面探査記』では、異説はある程度世に広まっている必要があり、全くの新説や、単なる願い事をマイクに吹き込んでも効果がないという設定になっている。また「ようこそ地球の中心へ」と違い、新たに異説を吹き込んでも前の異説で作り出したものは存続する。 学習漫画「ドラえもん 大昔大探検」では、どんな異説でも自由に実現出来るという設定になっており、ドラえもんはのび太達に人類の祖先について説明する為に「今でも二千万年前のアフリカ大陸がある」という即席で考えた異説を実現させている。また、途中でマイクに「時代を進める」と入力して時間を進めることで人類の進化の行方を眺めたり、「どこでもドアを開いたら自動的に人類の進化が一段階進んだ時代に行けるようにする」といった、既に実現させた異説に新たな内容や現象を追加することも可能となっている。 定説バッジ 上記の映画『ドラえもん のび太の月面探査記』に登場するノビットが作り出した道具。そのため、正確にはドラえもんのひみつ道具ではない。異説で作り出された生物がこれを着けると定説の世界(ドラえもんたちにとっての現実世界)に現れることができる。
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