異形進化怪獣 エボリュウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 00:42 UTC 版)
「ウルトラマンティガの登場怪獣」の記事における「異形進化怪獣 エボリュウ」の解説
第11話「闇へのレクイエム」に登場。 ホリイの親友である宇宙開発センターの職員サナダ・リョウスケが、かつて地球に落ちてきた隕石に含まれていた、移植した生物の能力を飛躍的に向上させる効果のある未知の細胞(エボリュウ細胞)を自らの体に移植し、細胞移植の副作用によって変貌した怪獣。最初の出現の際、モンスターキャッチャーを撃たれたためホリイに居場所を特定される。このエボリュウ細胞には欠点があり、大量の電気エネルギーを吸収し続けなければ発作に苦しむため、次々と発電所などを襲い電気を吸収するが、ついには体を制御できなくなり、巨大化してネオリゾートの施設を破壊、100万馬力のパワーを持ち合わせ、体中に電気を纏わせて瞬時に姿を消す技を使い、ティガとの戦闘では、体や両手から出す高電圧の光線や高圧電流、右手の爪の間から伸びる触手などでティガを苦しめたが、戦闘で体内の電気エネルギーがティガに吸収されたことで全てなくなり、元のリョウスケの姿に戻ると共に息絶えた。 第47話ではティガのピンチに幻として現れ、メタモルガの動きを抑えた。 サナダ・リョウスケ:柚原旬 スーツアクター:北岡久貴 本話に登場するエボリュウ細胞は、次作『ウルトラマンダイナ』の第39話にも関連する。 初期の脚本では「最後はティガによって宇宙に運ばれる」という展開で、監督・特技監督は川崎郷太が担当する予定で脚本が執筆されていた。第11話の監督・特技監督を担当した神澤信一は、川崎が本来担当しようとしていた脚本を自分が担当した結果シリアスさの目立つ展開が出来上がったこと、そして脚本を担当した武上純希が「そこまでシリアスさの多い話にするつもりはなかった」と話していたことを明かしている。 書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では、第47話に登場するものを幻影エボリュウと記載している。
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