王座陥落、そして奪還
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 00:02 UTC 版)
2018年10月20日、ラスベガスのパークMGM内パークシアターでWBA世界ミドル級3位のロブ・ブラントと対戦し、軽快なブラントに対して手も足も遅い村田は終始主導権を握られ、12回0-3(110-118、109-119×2)での判定負けで2度目の防衛に失敗し、王座から陥落した。アメリカではESPN+、日本では日本人ボクサーでは初めてとなるDAZNで生中継され、後日にフジテレビで録画放送された。 2019年7月12日、大阪府立体育会館にてWBA世界ミドル級王者のロブ・ブラントと再戦を行い、2回2分34秒TKO勝ちを収め、9ヶ月振りに王座返り咲きに成功した。試合はアメリカではESPN+でストリーム配信された。 2019年7月18日、ロブ・ブラントが試合の契約に含まれていた再戦条項の権利を行使すると明かすも、その後、村田とスティーブン・バトラーの勝者との対戦が保障されることを条件に、再戦条項の権利行使を延期する意向を示した。 2019年12月23日、横浜アリーナでWBA世界ミドル級8位のスティーブン・バトラーと対戦し、5回2分45秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した。 2020年2月3日、サウル・アルバレスとの対戦交渉を、帝拳ジム側が会場に5月24日のさいたまスーパーアリーナを押さえ、本田明彦会長が渡米し、最終交渉にあたったが、アルバレスのプロモーターであるゴールデンボーイ・プロモーションズは積極的だったが、アルバレス本人に近いサイドがメキシコの戦勝記念日の5月5日前後の米本土での開催にこだわり難色を示して、いったん交渉中止となり、5月開催は無くなった。 2020年3月6日、サウル・アルバレスとの対戦交渉について、本田明彦会長が「12月に対戦する方向になっている」と相手側と基本合意していることを明かした。 2021年1月6日、アルバレスの王座返上により空位となっていたミドル級スーパー王座について、WBAはキャリアと記録を考慮して、村田をレギュラー王座からスーパー王座に昇格したことを発表した。
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