物議をかもした事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 01:08 UTC 版)
「オーストラリア放送協会」の記事における「物議をかもした事件」の解説
2007年のAPEC首脳会議でセキュリティーゾーンに入り込みジョージ・W・ブッシュが宿泊したシドニーのホテルの入り口にオサマ・ビン・ラディンの扮装をして現れたコメディアンがオーストラリア連邦警察に逮捕された。NSW州警察は、この大胆不敵ないたずらに激怒しており、政府のデビッド・キャンベル警察相は、「少しもおかしくない。チェーサー制作チームは、諧謔もやりすぎないようにとの警察の要請を無視した。市民が警備をこれほど軽く考えていることは憂慮に堪えない」と声明を出した。 APECに関することでは、勝手にAPECのセキュリティーカードを作って、警備員に扮したコメディアンがシドニーやメルボルンで「APECのセキュリティー中の為協力してくださいと」一般人に服を脱がしたり、勝手にテープを張って「進入禁止」等のコメディーやハーバーブリッジで行われた記念花火に対抗して番組が勝手に花火を打ち上げた等国営放送ではあるまじき行為だった。 カンタスオーストラリア航空の格安航空会社であるジェットスター航空が国際線に就航した時、コメディアンが番組で作ったジェットスターのユニフォームを着て「ジェットスターは格安航空会社で危ないのでパラシュートとヘルメットを20オーストラリアドルで販売しています。」と搭乗客を騙したりしていた。尚ユニフォームなどは勝手に会社のロゴを使っていた等で本社のスタッフが激怒していた。 2019年6月5日、オーストラリア連邦警察(英語: Australian Federal Police)は「機密情報を公表した疑い」を理由に、シドニーに所在する本部へ家宅捜索を行った。アフガニスタンにおけるオーストラリア軍の特殊部隊による違法な殺害行為などを報じた2017年7月に発表された記事(The Afghan Files)が機密情報を基にしたものだった事が家宅捜索の原因として挙げられている。
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