燧ケ岳とは? わかりやすく解説

燧ケ岳(福島県)

 2356m 北緯365718秒 東経1391707秒 (安嵓 しばやすぐら)(測定点)  ※座標世界測地系による
 2346m 北緯365719秒 東経1391719秒 (燧ケ岳)(三角点)        ※座標世界測地系による

燧ケ岳地図燧ケ岳の写真
                                   (写真クリック拡大:153KB)

概要

福島群馬新潟県境にある尾瀬ヶ原北東福島県南西隅に位置する基底8×6km、海抜2,346m、比高700mのほぼ円錐形火山で、山頂北西直径800m爆裂火口有する35万年前のモーカケ火砕流台地の上乗り1.9万年前頃に2ヶ所で側噴火発生して、重兵衛溶岩流熊沢田代溶岩ドーム生じた安とマナイタグラの2つピークは、山頂を含む土塊南へ滑り落ちたことによって生じた。ナデッ窪はそうして作られ馬蹄形凹地名残である。8000年前起こったこの事件沼沢川せき止められて尾瀬沼生じた御池岳溶岩ドームは約500年前につくられた(早川ほか:1997)。


最近1万年間の活動

 最近1万年間の活動として確認されているのは約8000年前生じた沼尻岩屑なだれと赤ナグレ溶岩流である。この時の火山活動によって、現在の尾瀬沼形成された。その後、約500年前に御池岳溶岩ドーム作られた(早川1994)。溶岩ドーム冷却する最終過程では、内部封じ込められガス爆発した考えられる早川ほか:1997)。


記録に残る火山活動

記録に残る火山活動はない。

※「概要」及び「最近1万年活動」については日本活火山総覧第3版)(気象庁編、2005)、「記録に残る火山活動」については前述活火山総覧及び最近観測成果よる。





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