無料化に向けた動きとは? わかりやすく解説

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無料化に向けた動き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 00:07 UTC 版)

一ツ葉道路」の記事における「無料化に向けた動き」の解説

一ツ有料道当初2010年2月料金徴収期限定めていたが、北線利用当初想定ほど伸びなかった事もあり 年間収支は8億円程度黒字推移し、総事業費174億4,500万円 のうち2006年3月時点で未償還残高は約66億円となっていた。そこで宮崎県では、同年5月から6月北線全車種と南線大型車料金値下げ実験実施して効果検証するなどし、道路有効活用周辺道路渋滞緩和など県民利便性向上図りながら併せて償還金返済していくため、「2007年4月より北線料金値下げ行い併せて料金徴収期間2020年2月28日まで10年延長して、県出資金を含む未償還金全額完済」とする方針決定した。この時点では、料金値下げにより以後年間収支が6~7億円に下振れする事を懸念しつつも、当時計画中の国道219号広瀬バイパス早期整備により地域高規格道路宮崎東環状道路」が完成する事で一ツ葉有料道路利用者および収入増加とそれに伴う未返済金の償還促進視野入れていた事が、宮崎県議会常任委員会当時議事録から確認できるその後償還順調に推移し予定通り無料開放目途付いた事を2017年8月宮崎県明らかにしていたが、2020年以降料金徴収継続の是非を検討するために宮崎大学教授県内交通事業者商工関係者らで構成される有識者会議2019年1月から7月にかけ開かれると、南海トラフ巨大地震への備えとして橋梁耐震工事津波発生知らせ情報設置等に約40億円が必要となる事が報告され事業費確保のため「有料存続止むを得ない」とする見解有識者大半から示された。この会議では「北線南線ともに150円で10年徴収」「北線100円南線150円で12年徴収」「北・南線ともに100円20年徴収」の3案(金額はいずれ普通車場合)が検討されていた。宮崎県ではこの結果踏まえた検討行い2019年9月には従来計画撤回するとともに料金北線南線とも従来200円か150円(普通車場合)に値下げし有料10年間再延長する方針決定同月県議会で諮られ可決された。2020年2月からは新料金での運用が行われている。

※この「無料化に向けた動き」の解説は、「一ツ葉道路」の解説の一部です。
「無料化に向けた動き」を含む「一ツ葉道路」の記事については、「一ツ葉道路」の概要を参照ください。

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