無料券とは? わかりやすく解説

無料券

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 20:29 UTC 版)

ダフ屋」の記事における「無料券」の解説

有料販売されているチケット類に絡むダフ屋行為として取り締まられているが、整理券予約券のように無料受け取った場合は「不特定の人に転売する目的チケット等の購入すること」の「チケット等の購入」に該当しないため「転売目的チケット類を公衆に対して発売する場所において購入すること」で取り締まることができず、「公衆の場で、チケット類を他者転売すること」に該当しない限り取り締まりできないという問題がある。 2005年日本国際博覧会では「サツキとメイの家」という『となりのトトロにちなん人気パビリオン予約整理券無料)が事前にコンビニエンスストア設置されLoppiなどのチケット販売機などから大量予約され2005年4月分が予約開始から1時間完売するなど僅かな時間予約満杯になり、これがインターネットオークション上で数千円 - 4万円売買されたり、同オークションシステムを利用しているインターネット通販販売店が商品添付する景品として利用するという事態が発生した。この問題により一般入場者は整理券入手が困難となり、逆にパビリオンでは一日800人の予約一杯占有されチケット類が実際に利用され来場者がまばらとなったため、急遽転売損ねて来ないであろう予約」を見越して1割ほど予約人数拡大したり、一度最大6人分まで予約可能としていたのを4人分に制限する・同万博前売り入場券記載され整理番号添付しないと入手できなくするなどの方策打ち出した。 これ以降同様の例は度々似たようなケースみられるようになっているこのような状況に対して警視庁幹部筋は「新しく法律作る必要がある」としている。 ただし、元々は無料券であっても金券ショップ購入して転売した場合は「転売目的チケット類を公衆に対して発売する場所において購入すること」に該当して取り締まり対象となる。元々は無料券だったダフ屋行為逮捕としては以下の例がある。 2011年5月に、大相撲の技審査場所の無料入場券転売する目的金券ショップで無料券を大量に購入した人物逮捕された。

※この「無料券」の解説は、「ダフ屋」の解説の一部です。
「無料券」を含む「ダフ屋」の記事については、「ダフ屋」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「無料券」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「無料券」の関連用語

無料券のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



無料券のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのダフ屋 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS