ようけつせい‐れんさきゅうきん〔‐レンサキウキン〕【溶血性連鎖球菌】
溶血性レンサ球菌 [β-haemolytic Streptococcus]
レンサ球菌の中では最も病原性が強く、発赤毒素、溶血毒素などの外毒素を産生し、一次感染症として急性扁桃炎、 猩紅熱、皮膚化膿性疾患などを起こし、続発症としてリウマチ熱、急性糸球体腎炎などを起こす。
1994年にイギリスを中心にヨーロッパで急激に手や足の壊死が進行し、手や足を切断しても結局ショックや多臓器不全等で死亡する病気の原因菌であるキラー・バクテリア (人喰いバクテリア)による感染症は、正式には劇症型A群溶血性レンサ球菌感染症、または毒素性ショック症候群とも呼ばれる。
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