清水港テルファー(静岡県)
清水港テルファー
名称: | 清水港テルファー |
ふりがな: | しみずこうてるふぁー |
登録番号: | 22 - 0063 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 鉄骨造、幅9m、高さ11m、延長110m |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和3 |
代表都道府県: | 静岡県 |
所在地: | 静岡県静岡市清水区新港町7-7 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 『現代への架け橋-静岡県の土木構造物-』((財)静岡県建設業協会・昭和会 1996)『貨物積卸機械利用の栞』(鉄道省運輸局編 1930) |
施工者: | |
解説文: | 国鉄清水港線清水港駅に木材積込用に建設された鉄道施設。全体として延長110mのコの字をしている。11mの高さに9m幅で架設されたⅠ型鋼の下縁に沿って,運転手室付きの電動捲揚装置が走行する。水運と陸運間の交通結節点としての港湾の近代化を物語る施設。 |
その他工作物: | 明治村二重橋飾電燈 明治村小那沙美島燈台 明治村皇居正門石橋飾電燈 清水港テルファー 美保関灯台 美保関灯台旧吏員退息所石塀 美保関灯台石塀 |
清水港駅
(清水港テルファー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/12 04:02 UTC 版)
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清水港駅 | |
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清水港駅で使われていたテルファークレーン
(国の登録有形文化財として保存されている) |
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しみずみなと Shimizuminato |
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◄清水 (1.4 km)
(0.9 km) 清水埠頭►
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所在地 | 静岡県清水市新港町 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 清水港線* |
キロ程 | 1.4 km(清水起点) |
電報略号 | ナト |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1916年(大正5年)7月10日[1] |
廃止年月日 | 1984年(昭和59年)4月1日[1] |
備考 | 貨物専用駅 |
清水港駅(しみずみなとえき)は、静岡県清水市(現静岡市清水区)新港町にあった日本国有鉄道(国鉄)清水港線の貨物駅(廃駅)である。電報略号は、ナト。
概要
名前の通り、清水港に隣接した臨海駅であった。駅東側の、豊年製油静岡工場(現・J-オイルミルズ静岡事業所)への専用線があり、有蓋車による貨物輸送を行っていた。また、貨車と船の間で直接材木の積み下ろしができる「テルファークレーン(テルハ)」があり、この駅のシンボル的な存在となっていた。
開業以来貨物駅であったが、本線の海側に1面のホームがあった。
歴史
- 1916年(大正5年)7月10日:東海道本線貨物支線の貨物駅として開業[1]。
- 1928年(昭和3年)5月29日:貨物テルハ設置[2]。
- 1942年(昭和17年)4月1日:小荷物の取扱を開始[1]。
- 1944年(昭和19年)12月1日:清水港線に所属線を変更。
- 1954年(昭和29年)9月1日:小荷物の取扱を廃止(貨物駅に戻る)[1]。
- 1984年(昭和59年)4月1日:清水港線廃線に伴い廃止[1]。
駅跡地
現在では跡地の国道149号側は総合商業センターエスパルスドリームプラザとなっている。海側は清水マリンパークとして整備され、この海側敷地内に保存されたテルファークレーンは2000年(平成12年)に国の登録有形文化財に登録された[3]。
隣の駅
脚注
関連項目
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