清水港テルファーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 文化財選集 > 清水港テルファーの意味・解説 

清水港駅

(清水港テルファー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/12 04:02 UTC 版)

清水港駅
清水港駅で使われていたテルファークレーン
(国の登録有形文化財として保存されている)
しみずみなと
Shimizuminato
清水 (1.4 km)
(0.9 km) 清水埠頭
所在地 静岡県清水市新港町
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 清水港線*
キロ程 1.4 km(清水起点)
電報略号 ナト
駅構造 地上駅
開業年月日 1916年大正5年)7月10日[1]
廃止年月日 1984年昭和59年)4月1日[1]
備考 貨物専用駅
*1944年昭和19年)11月30日までは東海道本線貨物支線
テンプレートを表示

清水港駅(しみずみなとえき)は、静岡県清水市(現静岡市清水区)新港町にあった日本国有鉄道(国鉄)清水港線貨物駅廃駅)である。電報略号は、ナト。

概要

名前の通り、清水港に隣接した臨海駅であった。駅東側の、豊年製油静岡工場(現・J-オイルミルズ静岡事業所)への専用線があり、有蓋車による貨物輸送を行っていた。また、貨車と船の間で直接材木の積み下ろしができる「テルファークレーン(テルハ)」があり、この駅のシンボル的な存在となっていた。

開業以来貨物駅であったが、本線の海側に1面のホームがあった。

歴史

駅跡地

現在では跡地の国道149号側は総合商業センターエスパルスドリームプラザとなっている。海側は清水マリンパークとして整備され、この海側敷地内に保存されたテルファークレーンは2000年平成12年)に国の登録有形文化財に登録された[3]

隣の駅

日本国有鉄道
清水港線
清水駅 - (貨)清水港駅 - 清水埠頭駅

脚注

  1. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、93頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本貨物鉄道株式会社貨物鉄道百三十年史編纂委員会 編『貨物鉄道百三十年史. 下巻』日本貨物鉄道株式会社、2007年6月、305頁。全国書誌番号: 21282915 
  3. ^ 清水港テルファー”. 文化遺産オンライン. 文化庁. 2021年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月17日閲覧。

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「清水港テルファー」の関連用語

清水港テルファーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



清水港テルファーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
文化庁文化庁
Copyright © 2025 The Agency for Cultural Affairs. All rights reserved.
文化庁文化庁
Copyright (c) 1997-2025 The Agency for Cultural Affairs, All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの清水港駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS